「本醸造」「吟醸」「大吟醸」など、日本酒の違いって何?

また、海外でも「ジャパニーズ・サケ」などといわれ、アメリカやヨーロッパ、特にワインで有名な美食の国フランスでも日本酒の愛好家が増加しているようです。
そんな日本酒ブームに乗り遅れていてはカッコ悪いですよ。
ここでは、知っておくべき日本酒の最低限の知識を紹介しましょう。

日本酒の分類の基本

日本酒の起源

日本酒はその名の通り日本が発祥の醸造酒ですが、いつごろから作られるようになったのかははっきりしません。
「古事記」などには日本酒のもととなるような製法が記載されていますが、現在のような日本酒作りの技法が確立されたのは江戸時代だとされています。

原材料と添加物で分類される

一口に「日本酒」といってもさまざまに分類されているのですが、分類する方法のひとつが原材料によるというものです。
日本酒は米を原材料として作られますが、その際に使用する米の精米割合である「精米歩合」、及び米以外に原材料を使っているかどうかの点でいくつかに分類されています。
まず「本醸造酒」は、米と米麹を原材料とし一定量の醸造用アルコールを加えたもので、精米歩合は7割以下です。
次に「純米酒」は原材料と精米歩合は本醸造酒と同じですが、醸造用アルコールを加えません。
吟醸酒は本醸造酒の精米歩合が6割以下のもので、純米吟醸酒は純米酒の精米歩合が6割以下の日本酒です。
大吟醸酒は本醸造酒の精米歩合が5割以下、純米大吟醸は純米酒の精米歩合が5割以下のものです。
これらのほかに「普通酒」がありますが、これは本醸造酒の精米歩合が7割以上のものとなります。

好みによって飲み分けよう

精米歩合が高いほうがたくさん米を削っているので雑味が少なくなり、その分高価になりがちですが、米の風味を味わいたいのであれば精米歩合の低い酒のほうがおすすめです。
また、一般的には何も添加物のないほうがいいように思われがちですが、醸造用アルコールは酒の「キレ」を生み出す役目があるので、味わい方によって必要なものでもあるのです。