「原酒」に「生酒」、日本酒は製法によっても分類される

そもそもこの日本酒ブームは海外から起こっています。
海外で「日本食」「和食」がブームとなり、それに合うお酒ということから日本酒を飲む人が増え、その状況が逆輸入されたともいえるでしょう。
今や、酒の席でビールばかり注文していてはカッコ悪いことになりそうです。
これからは女性にモテたいなら、日本酒なのかもしれませんよ。

ただ、一口に日本酒といってもいろいろな種類があり、初心者にはその違いがよくわからないという人も少なくないでしょう。
ここでは、製造方法の違いによる分類について紹介しましょう。

日本酒の作り方

日本酒の製造にあたっては、まず米と米麹を原材料としてできたもろみを圧縮して生酒を作ります。
その生酒を60度前後の温度で加熱処理を行なったのち、貯蔵タンクに貯蔵し、瓶詰めする前に水を加えます。
水を加えない状態ではアルコール度数は通常20度ほどですが、一般的の日本酒は水を加えることで15〜16度ほどに調整します。
そののちさらに過熱殺菌を行なうというのが、一般的な日本酒の製造方法です。
ただしすべての日本酒がこの製造方法で作られているわけではないので、それらの少しづつの違いが「製法による分類」となります。

原酒って何?

そのひとつ目が「原酒」です。
原酒はもろみを絞ってできた生酒に水を加えずに瓶詰めしたお酒です。
加水していないので、華やかな濃厚さと味わい深さを感じることができます。

生酒って何?

ふたつ目が「生酒」です。
これは貯蔵前と瓶詰め前の「火入れ」、つまり加熱処理を一切行なわないものです。
また、貯蔵前には火入れをせず瓶詰めの際に加熱処理を行なったものを「生貯蔵」、貯蔵の際には火入れを行ないますが瓶詰めの時には過熱しないものは「生詰め」といいます。