甘くて香ばしい、天草のコッパ餅

お正月に食べるものといって頭に浮かぶのは、おせち料理やお雑煮ですよね。

我が家では、お正月が近づくと両親の田舎からみかんの箱に入った白い丸餅と一緒に、新聞紙に包まれた大きな「コッパ餅」が送られてきました。

新聞紙を開くと、中にはビニール袋に入った緑のような、茶色のような塊のお餅が現れます。両親から聞いたそのお持ちの名前は「コッパ餅」。コッパ餅はサツマイモを干したものをお餅と一緒に蒸しあげて練ったもので、とても甘く、香ばしく、まるでお菓子のようなお餅です。

九州の天草地方で食べられているもので、主にお正月に食べるお餅です。

送られてきたコッパ餅を包丁で5mm程度にスライスして、1枚ずつお皿に並べ、電子レンジでちょっとだけチンして食べるとものすごく美味しいです。

普通の白餅が好きな人の中には、コッパ餅は甘すぎて苦手という人もいるのですがおすそ分けをすると多くの方が「美味しかったよ。どこで売ってるの?どこで買えるの?」と効いて下さいます。

田舎の家でそれぞれ作っているものなので、家庭によって芋の味が濃かったりもち米の粒が残っていたりします。両親の田舎で作るコッパ餅はわりと芋の量が多く、もち米はしっかりとついて餅状になっています。

周りに黄な粉をまぶしてあって、電子レンジでチンするほかにも、焼いて食べても美味しいです。最近では、物産展や通販などでもコッパ餅が買えるようになりました。
一度家で作ってみたいと思ってチャレンジしました。
おせち通販の魅力は簡単においしいおせちが食べられることですが、やっぱり田舎の味には勝てませんでした。

今も毎年、美味しいコッパ餅が送られてくるのを楽しみに待っています。